フジセデンタルクリニックの院長、藤瀬恭平はどのような考えのもと、歯科医院を経営しているのか。そして、どのような想いで多くの患者様へ歯科治療を提供しているのか。藤瀬に「歯科治療とは何か」という問いを投げかけた。
「私は開業地でもある佐賀県に生まれ、高校までの18年間を佐賀で過ごしてきました。
小さい頃から家の仕事は医療とは関係なく、歯科医師という職業を意識することはありませんでした。
では、どうして歯科医師になったかというと、自分は歯並びがきれいだったので、良い歯のコンクールに学校代表としてよく出場していました。
そこで、先生・スタッフの皆さんに優しく接してもらい、「歯医者って楽しそうだな」と興味を持ち始めました。物を作ることも好きだったので、定期健診に行った時は技工室でよく遊ばせて頂きました。
医療に携わる人間には責任感・倫理観・優しさ・思いやりが必要です。
今思うと、当時のスタッフの皆さんはプロフェッショナルでした。
進路を決める頃には、医療に限らずプロフェッショナルとして働ける仕事をしたいと思うようになりました。
一度受験に失敗しましたが、歯学部に合格し、歯科医師免許を頂いてから10年以上働いてきましたが、今でも毎日が驚きと喜びと発見の日々です。
この職業を選んでよかったと、今でも感謝しています。
世間では歯科医師の数が過剰だと言われていますが、自分がプロとして仕事をしていく上で、同じ職種の人間がどれだけいるかはあまり重要ではありません。
プロとしての自覚を持って、担当する患者さんのために最善を尽くすことができれば、自ずと患者さんの信頼を得ることができると確信しています。
また、スタッフのスキルが患者さんの長期の予後の良し悪しに直結するので、 予防に重点を置いた診療スタイル(ケアルームを個室完備)にしました。
痛み・悩み・不安を抱えた患者さんに対し、歯科医療を通じて
笑顔を取り戻してもらうことができたら・・・・・・
その笑顔がずっと続いたら・・・・・・・
それはとても素晴らしいことです。
そんな思いから、当クリニック理念を
「皆様から愛され、幸せと笑顔に満ちたOnly Oneのクリニックにする」と致しました。
患者さんだけではなく、スタッフ、スタッフの家族、クリニックに関わる全ての人々の笑顔にも貢献できる場所でありたいと思っています。
クリニックの成長を樹木に例えるなら、苗木を植えるところまでは自分が行います。
水をやり、栄養を与え、手入れをして立派な大樹にするためにはチームスタッフをはじめ、多くの皆さんの力が必要です。
「サポーターがいてくれて、はじめて自分の仕事ができる」
このことは、ずっと忘れないようにします。
このように述べる藤瀬は、開業時に掲げた理念の実現のため、日々努力を続け、邁進している。